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上海(2)
「相手のことを気にしない」のが国民性。それはそれでいいです。でも、ホテルの従業員という仕事は、相手のことを気にしてほしい。

僕が今回泊ったのは、Holiday Inn上海浦東南浦。チェックインした時にはフロントの対応もよかったし、部屋もきれい。いいホテルだな、と思ったんですが・・・

朝、仕事に向かう時、部屋にDon't disturb(入らないでください)のランプを点けておきました。別に見られてはいけないものがあるわけじゃなかったんですが、今回持って行ったトランクが鍵をかけるのが少々めんどくさいモデルで、ちょっと時間がなかったんで、開けっ放しにしておいたんです。なので、念のためDon't disturbしておいたわけです。

で、夕方、仕事から帰ってきて部屋に入ったら、きっちりベッドメークされてる。Don't disturbランプは完全に無視されています。しかもご丁寧に、点けたはずのDon't disturbランプも消してあります。

背中に冷たいものが走りました。トランクの鍵は開けっ放しです。まさか、何か盗られてないだろうな・・・。慌てて確かめてみると、幸運なことに何も盗られていません。よかった。でも、なぜサインを無視したんだろう?ひょっとしてオレ、点けたつもりでつけ忘れたのかな?

そんなはずはないのです。ランプ自体が壊れているなんてことはよくあることなので、僕は朝、赤いランプがついているのを確認してから出たのですから。でも・・・

次の日、僕はもう一度試してみることにしました。今度はトランクの鍵もかけ、Don't disturbランプもしっかり確認して。

そして夕方、帰ってくると・・・やはり、しっかりベッドメーク済み。ランプも消えています。これはもう、完全に意図的に無視しているとしか思えません。

どうして無視するんでしょう?ちょっと調べてみたら、二つの理由が出てきました。一つ目は、自分でDon't disturbボタンを点けたのに、それを信じて部屋を掃除しないと怒りだすお客さんがいるから。でも、そんなのその客が悪いでしょう。もうひとつは、それがサービスだと勘違いしてるから。このあたりはちょっとデリケートで、もしそれが本当なら、それは好意なわけです。でもね、ホテルなんだから。Don't disturbってしてあったら、それは入らないのがルール。ましてHoliday Inn。世界中にチェーンがあるこのホテルが、そんなことを知らないとはとても思えません。

正直、このことをもって、フロントにねじ込んだってよかったのかもしれません。プライバシーの問題ですからね。でも、僕の滞在はその日で終わりでした。荷物も何も盗られていません。もういいや。寝ちゃおうっと。僕はため息交じりに、タバコに火をつけようとして・・・ここでまた、新たな事件が起きてしまうのでした。(つづく)
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