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Record 1.5について、今日までに感じたことをつらつらと。
実際には9月に入手して以来、今日まで、まだまともにRecordの機能を活かせる曲を書いていないので、あまり詳しいレビューは書けないのですが、それでもちびちびと使っていて、今日までに感じたことを書いてみようかと思います。

まずは、開発元のPropellarheadが言うように、Recordは「エンジニアではなく、アーティストのためのツール」だということ。これは実感できます。トラックを選んで録音。エフェクトはラックに追加。言ってみればそれだけ。それが、驚くべきスムースさで行えます。

それに、何よりもそれを実感したのは、トラック上に載せられているオーディオデータはすべてBPMで管理されていて、全体のBPMを変更すると、(MIDIデータはもちろんですが)オーディオデータも自動的にテンポ修正されること。つまり、録音してしまった後にテンポを変えた場合、各トラックにタイムストレッチ等の処理をする必要がないのです。これらの処理は、基本的にはリアルタイムに再生できますが、バックグラウンドではレンダリング作業も同時進行していて、これが終わればCPUの負荷も軽くなります。「Acid」や「Garage Band」と同じような感覚ですね。フィルター処理もかなり優秀で、かなり極端なテンポ変更をしても、大きな破綻は見られませんでした。

ピッチチェンジもNeptuneで管理。キーを選べば、そのキーに合った形にピッチを修正してくれます。ただし、ピッチ修正なんてものはオートマティックにやって「はい、おしまい」っていう作業じゃないので、パラメーターがどこまで柔軟で、どこまでアニメーションしやすいかが大きなポイントでしょうね。まだそこまでやっていないので、ここはまた後でレポートします。ただ、前にも書きましたが、MIDIキーボードに(リアルタイムに)追随してくれて、ハーモニーにも対応しているというのは、大きな魅力です。

レベル調節は、各波形セグメントの上に3つのハンドルを持ったグラフが表示され、真ん中のハンドルを上下に動かすと、そのセグメント全体の音量が、端のハンドルを左右に動かすとフェードイン/アウトが付けられます。波形表示もリアルタイムに変わるので、非常に分かりやすいのですが・・・

問題はここ。

このフェードが、直線でしか決められないこと。実際にミキシングしていると、特に曲終わりのフェードアウトなどは、リニアでつけちゃうと、すごく気持ち悪いフェードアウトになるんですよ。なので、いつもはS字カーブで処理し、フェードの入り始めはちょっとずつ落ち、中間は比較的急勾配に、最後はもう一度なだらかに、デリケートに着陸、という形にしたいのですが、このハンドルではそれができません。

したがって、このような場合は、フェーダーにアニメーションをつけることになります。そうすれば、そのような形のアニメーションは付けられるのですが・・・

もう一つの問題がここ。

このレベル処理の解像度が、あまり高くないこと。消え際ギリギリと「ゼロ」とのレベル差が大きくて、どんなになだらかなカーブにしても、消え際が「プツッ」と消えちゃうわけです。

これは、Reasonを使っているときにも感じていた不満点で、このフェードアウトの処理をするためだけにPro Toolsを使ったことさえありました。Pro Toolsでは、このあたりの処理が非常に細かくて、消え行くようななめらかなフェードアウトを作ってくれます。やはり、このあたりはさすがにPro Toolsですね。

本格的な制作に入ったら、また見つけられることがあるかもしれないので、その時には続きを書きたいと思います。
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