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よいお年を!
さて、みなさま。私は明日から実家に帰らせていただきますので、これが本年最後のBlog更新でございます(とはいっても、車で30分の隣の市だけどね(^^;))。本年もお世話になりました

音楽的には、今年は9曲リリース。すべてボーカル曲という充実ぶりでした。本当に大勢の方に助けていただきました。手伝ってくださったみなさん、改めて、本当にありがとう。新機軸にもいろいろ挑戦できたし(60's J-POP、萌えテクノ、自分でボーカル、etc・・・)、クオリティー的にもとても満足しています。

プライベートでは・・・別になかったなぁ(笑)。まぁ、それがなによりってことだよね。日々平穏。なにより、なにより(なんか、ご隠居みたいだ・・・)。

あと1日で今年も終わりです。来年もいい音楽が作れますように。ついでに、皆様にとっても幸多い一年でありますように(「ついでに」?)。

ではみなさま、良いお年を!!
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Snow Leopardと仲間たち
メリークリスマス、オレ。

そんなわけで、我が家のMacちゃんをSnow Leopardにアップグレードすることにしました。アップグレードなら3,000円だもんね。安いもんだ、オレのクリスマスプレゼント。

んで、早速アップグレード。時間はかかったものの、これはつつがなく終了。

問題は、いつも音楽制作に使っているアプリケーションたちの動作です。

Reason v4.0.1:
問題なし。ただし、インターフェース中に現れる「O(オー)」の文字が「●(黒丸)」になるという、可愛らしいバグあり(笑)。動作には支障なし。

Melodyne Editor:
問題なし。

Pro Tools v8.0.1:
バージョンを8.0.3にしないと動作しないとわかっていたので、HPからダウンロードしてアップデート。
起動・動作に(今のところ)問題なし。ただし、過去にReWireを使ってReasonやMelodyneを同期させていたプロジェクトを終了すると、終了直後にフリーズ。強制終了する以外になくなります。
新しいプロジェクトを作って、そこにReasonやMelodyneを入れた場合は問題なく終了しますし、過去に作ったプロジェクトでも、そこにReWireを追加して保存しても問題なく終了するので、これは僕が過去に作ったプロジェクトそのものに何か問題があったのかもしれません。

Sibelius v6.1:
音符の「棒」は出るのに「玉」が出ない!すべての音符用フォントが使えなくなってしまっています。

(1) アプリケーション>Font Bookから、「Helsinki」「Opus」「Inkpen」「Reprise」と名のつくフォントをすべて削除。同じく、ユーザー>ライブラリ>Fontsから同じ動作を実行。その後Sibeliusを起動→変わらず

(2) アプリケーションを再インストール→変わらず

(3) ディスクユーティリティを使って、アクセス権を修復。その後、再びSibeliusをインストール→復活!

というわけで、Sibeliusも無事復活しました。

とりあえず、これで制作環境はなんとかなりそう。

壁紙も、雪豹に変えてみました(笑)。さて、今日からのSnow Leopard生活、天国か、地獄か!(ここまで動作チェックできれば、ほぼ問題なさそうだけどね(^^;))。
新曲!『Isn't it ?』
Merry Christmas!

だからというわけではありませんが、新曲です。ちなみに、曲の内容はクリスマスとは何の関係もありません(笑)。

これは、僕の「Electronica」というジャンルに対するイメージを形にしたもので、かなり近いものができたんじゃないかと思っています。

「あれ?前回の曲が今年最後のリリースって言ってなかったっけ?」

だって、できちゃったんだもん。しょうがないじゃん(目をそらしながら)

今年発表の曲は全部ボーカル入りって言ってなかったっけ?」

えぇ、今回の曲もボーカル入りですよ。

「じゃあ『featuring ○○○』は?」

ありません。あえて言うなら、『featuring オレ』

いやぁ、やっちまいました。初めて歌っちゃいましたよ。発表しておいてなんだけど、恥ずかしいね、これ、ほんとに。録音するのも恥ずかしかったけど、自分でミックスしてると、恥ずかし過ぎてイヤになっちゃう。んでまた、下手だねぇ、オレ(^^;)。これを誰かが聴くのかと思うと、倒れそうになります。いいのかね、こんなことして(^^;)。

曲の冒頭に出てくる「チチッ」っていうパルス音が、mp3に圧縮すると192kbpsでも「チャチャッ」っていう感じの音に変わってしまって、これ以上ビットレートを上げるとファイルサイズが大きくなり過ぎるので、断念しました。本来の音はちょっと違うんですが、大目に見てやって下さい(^^;)

ともかく、今度こそ今年最後のリリースです。よろしければ、是非お聴きください。

Nextmusic:
http://nextmusic.net/index.php?command=profmusic&profid=20091223210037

Muzie:
http://www.muzie.co.jp/artist/a010442/

MySpace:
http://www.myspace.com/takayukinishioka

last.fm:
http://www.lastfm.jp/music/Takayuki+Nishioka
うつむいて笑うしかなかった
街を歩いていると、僕の前を歩く50代過ぎと思われるおじさんが二人。片方のおじさんが、携帯で誰かに電話をしています。

「あぁ、うん。もう大丈夫。もうわかった。たった今、井上さんと合体したから。」

が、合体!?

マジで!?このおじさんたち、そういう関係??

「あ~、違う、『合流』」

あぁ、びっくりした。
Sibelius 6、 キタ~~!
「個人的には、楽譜作成ソフトには機能的に大したものを必要としていない」などとと言いながら、それでもやはりバージョンアップは楽しみなもの。Sibelius 6が到着しました。

インストールはあっけないくらいつつがなく終了。さぁ、起動です。

おぉっ!起動時の音楽が変わってる。

Sibeliusは起動時に交響曲の一節が流れるのですが、ver5の時と6では流れる音楽が違います。ちょっと調べたら、ver5の時はジャン・シベリウスの「第3交響曲・第3楽章」だったんだそうです。ver6のこの曲は何番なんでしょうね?僕にはよくわかりません。ま、当然シベリウスの曲なんだろうけど。しかし、起動が荘厳だよなぁ、Sibelius(笑)。個人的にはver5の時の曲のほうが好きだったけど・・・んなこたぁどうでもいい(あ・・・でもきっとこの音楽、変えられたりするんだよな。探して、「スーダラ節」とかに変えてみようかな)。

さぁ、ではいじってみましょう。一番楽しみだったのが「マグネティック・レイアウト」。適当に・・・本当に適当に楽譜を配置し、これもものすごく適当に表現記号を配置すると・・・おぉっ!他の記号や音符が自動的によける!削れる!またぐ!今までこれを解消するのが結構手間だったのですが、マグネティック・レイアウトでは、例えばクレッシェンドに(dolce等の)表情記号を付けると、クレッシェンドの一部が自動的に欠けたりよけたりして、表情記号と重ならないようにしてくれます。これこれ!こういうことよ!これ、本当に便利。意味もなくインターフェース内を文字を持ってグルグルさせると、いろいろな記号が「ひゅっ」とよけてくれるのが楽しかったりします(笑)

もう一つ、細かい機能ですが「スラーのコントロール」。これも欲しかったんだよね。スラーをベジェ曲線みたいに自由に変形させたいってのは、常に思っていました。マグネティック・レイアウトとも重なるんですが、何かの文字に重なっちゃったり音符に重なっちゃったり。そういうときに、スラーの形を自由に変更できたらどんなに便利か・・・って。で、実際にいじってみると、これも思いのまま!どうして今までできなかったんだろうって思っちゃうくらい。いいです、これ。

後は「タブ譜の自動作成」。コードネームの表現を変えるだけで、タブ譜も自動的に変更されます。「すげぇ~~!」って思うけど、バンドをやっているわけではないので、「こんなことできちゃうんだ!」って感心する「だけ」(^^;)。でも、ギターがメンバーにいるバンドなんかの場合、これ、すごく便利かもね。いや、いたんだよ。僕がバンドやってた頃に「タブ譜じゃないとコードが弾けない」ってヤツがさ(^^;)。あの頃にこれがあったら便利だったのに・・・。

「ReWireでの同期」も、僕の場合、あまりどっちでもいい機能です。いくら専用の音源がついてくるとはいえ、そこはやはり「楽譜作成ソフト」。いや、「楽譜作成ソフト」としてはかなりなクオリティーですよ。表情記号にも忠実に従ってくれるしね。すごいもんですよ。でも、僕の楽曲作成のスタイルとはあまりマッチしないかなぁ・・・なんて思ったりしてます。

そんなわけで、僕としては「マグネティック・レイアウト」と「スラー」。これだけで十分に「バージョンアップした甲斐があった」と思わせてくれる機能でした。オススメです!
「Whooooopee !」制作秘話(5・終)
さぁ、ミキシングです!

いろいろな方の手を煩わせて手に入れたボーカル&ボイスデータ。大切に、いいものに仕上げなければなりません。なんだかんだ、いろいろやっているうちに、最終的にはボーカル&ボイス用トラックが計30トラック、オケ用トラックが計44トラック、Auxトラックが5つとマスタートラックが1つで、合計80トラックにふくれあがっていました(Pro Tools側で33、Reason側で47)。メインボーカル用トラックには別テイク用トラックが4つくらいずつ隠れていたりするので、それも含めるともっと増えます。

これを適宜コントロールし、必要な処理を施していかなければなりません。今回くらい、「トラックの整理がいかに大切か」を学んだミックスはありませんでした(^^;)。色分けとかグルーピングとかね。やっておかないと、わけがわからなくなる。人生、どこまでも勉強ですね(^^;)。

ともかく、こうして様々な紆余曲折を経て、「Whooooopee !」はやっと完成しました。

あらゆる面でバックアップをしてくれ、さらに素晴らしいアイデアを次々に出してくれて、リーダー的存在になってくれたEMさん、ありがとう。「ここまででしゃばっていいのかどうか・・・」なんて言ってましたが、あなたとあなたのアイデアがなければこの曲はできませんでした。

僕のひどいわがままに最後まで付き合ってくれたJunkoさん、ありがとう。歌っている声を生で聞いて、あなたの歌の底力を見せ付けられました。また、自分の歌に対する厳しい姿勢にも感心させられました。スタジオ代の出費の埋め合わせは、いつか必ず(笑)。

同じく、僕のひどいわがままと、Junkoさんの「先輩の絶対命令(笑)」に従ってくれたHiromiさん。ありがとう。本当にごめんね(^^;)。ラップはだまし討ちみたいなものだったみたいだけど、でも、歌もラップもバッチリでしたよ。恨むならJunkoさんを恨んでください(笑)。

そして、パーティーに参加してくれた ”kubo mode” の3人さん、本当にありがとう。本当なら主役もこなす方々なのに、こんなに目立たない「その他大勢役」をやらせてしまったことを、心から申し訳なく思います。でも、みなさんがいたから今回のパーティーは盛り上がったのです。これに懲りず、また遊びに来てくださいね。

最後に、ここまで読んでくれたみなさん、そして、聴いてくれたみなさん。本当に、本当にありがとう。どうか、この曲を楽しんでください。皆さんのパーティーを盛り上げることができたら、僕たちはとてもとても幸せです。

Everybody, say “Yeah” !!
「Whooooopee !」制作秘話(4)
「備品からマイクを借りる」という、あまりに簡単な解決策に気づくまでの間、裏では別の作業が同時進行していました。「オープニングのガヤ録り」です。EMさんが書いてくれた台本に従って、セリフを録音します。僕はここに、「人数感」が欲しいと思いました。EMさんがしゃべってくれたサンプルもいい出来だったのですが、やはりそれはすべてEMさんの声です。たとえガヤといえど・・・いえ、ガヤだからこそ、違う声の人数感が欲しい。

こういうセリフを上手にしゃべってくれる人は・・・もう永瀬たくみさんしか思いつきませんでした。

困ったときのたくみさん頼み。「ガヤで申し訳ないんだけど、セリフをしゃべってもらえませんか?できればお知り合いの方何人かでやってもらえるとうれしいんですが・・・」

彼女は、早速お知り合いの方に声をかけてくれました。それが”kubo mode”です。

今回の台本をしゃべるにあたり、僕は一つの条件をつけました。

「なるべく普通にしゃべってください」

パーティーに集まった「特別じゃない、普通の女の子たち」。そんなイメージが欲しかったのです。今にして思えば、声優さんに対してひどい要求だなと思います。EMさんにも「この程度のガヤでわざわざそんな人たちの手を煩わせるのは良くない」と怒られました(しかし、怒られてばっかりだな、オレ・・・)。

でも、「kubo mode」の3人さんは、快く引き受けてくださいました(いえ、「快くはなかった」かもしれませんが・・・(^^;))。オープニングに彼女たちの声があるかないかでは、この曲の雰囲気が全然違うのです。ザワついている会場。なんとなく中だるみっぽい雰囲気の中で、流れ出す曲に徐々にテンションが上がっていく・・・。ボーカリスト達の「アオリ」もさることながら、これを演出してくれたのは「kubo mode」の3人です。

返ってきた声ファイルには「『普通』って難しいですね」というメッセージが添えられていました(^^;)。

EMさん「で、DJ役の声は当然ニシオカさんですよね?」

・・・え?・・・でも、これって「ガールズパーティー」じゃないの?

EMさん「でも、最後の『フ~!』って声、男声じゃないですか」

うん・・・まぁ、そうだけど・・・。

・・・というわけで、僕もガヤに参加しています(^^;)
「Whooooopee !」制作秘話(3)
灯台下暗し。

僕が働いている会社は、映像・音響システムのメーカーです。そう。会社の備品を探れば、マイクの一本くらい出てくるはずなのです!

普段僕は、そこの映像部門のエンジニアとして働いているので、音響部門のことをすっかり忘れていたのです。なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう!?

早速、音響部門の同僚(僕の席の斜め前に座っている!)に相談して備品を探ると、出るわ出るわ。Shure SM57ダイナミックマイクから、RODE NT2コンデンサーマイクから、いろいろなマイクが出てきました。コンデンサーマイク、使っちゃう?使っちゃう??

「コンデンサーだと感度良すぎて、いろんな雑音拾っちゃうよ。自宅で録るんなら、押入れにこもるとかしないと、きついと思うよ」

わざわざ女性二人を呼んでおいて、押入れに閉じ込めるのはあまりにも・・・。

「『ゴーナナ』が一番いいよ。ドラムからボーカルから、全部これで録るっていう人だっているんだから」

よっしゃ!んじゃ、これ貸して!

「はいよ」

ほんとに、なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう?1ヶ月早く気づいていれば、2人に無駄な出費をさせることもなかったのです。毎日会社に通って、毎日音響部門の部屋を通り過ぎていたのに・・・。あぁ、オレのバカ。同僚には「そのモチベーションはどこから来るの?別に収入にならないんでしょ?」と不思議がられながら(その通り。オレにもよくわからない(^^;))。

僕はさっそく、2人にメールしました。

「マイクが手に入りました。僕の家で、もう一度だけ録りませんか?」

2人は快くOKしてくれました。このバカのわがままに付き合ってくれて、本当に感謝です。

11月も終わろうというある土曜日、2人は僕の家に来てくれました。

僕はこれまでいろいろなボーカル曲を作って来ましたが、顔を合わせて録音するのは、実はこれが始めてなのです。前日までに自分の声でリハーサルを済ませ・・・さぁ、早速録りましょう!

二人を部屋に入れ、ドアを閉め、すぐに録音に入ります(後でカミさんに「まだ上着も脱いでない状態で、お茶も飲ませないでいきなり歌わせるってのはヒド過ぎない?」と怒られました。確かにその通りorz)。

ヘッドホン越しにトラックを聴きながら、借りてきたShure SM57で歌を録音していきます。途中、「ヘッドホンに返って来る自分の声が若干遅れて歌いにくい」というハプニングがあり、これをどう解決すればいいのかわからなかったのですが、全部録音し終わってから「録音しているトラックをミュートすればいい」という、これもあまりに簡単な解決策に気づき、悔しい思いをしました。普段やってないと、こういう簡単なことがわからないんだよね・・・orz

ともかく、約1時間半後。2人の歌は完璧な状態で録音できました。

「これでいける!」
「Whooooopee !」制作秘話(2)
JunkoさんとHiromiさんは、自宅に録音設備を持っていませんでした。そりゃそうです。彼女たちはアカペラのライブを中心に活動しています。録音設備なんて、持つ必要がないわけです。

さて、ではどうやって録音しよう・・・?彼女たちに相談した結果、「埼玉の某スタジオで録音させてくれるところがあるらしいので、そこで録音する」ということになりました。

この時点で、僕はかなり心苦しかったのです。だって、これはいわば「素人のお遊び」です。この曲によって収入が得られる保証は何もありません。できるだけお金はかけたくないのです。でも、彼女たちは快くその選択肢を実行してくれました。

しかし・・・

録音が終わってJunkoさんから送られてきたメールには「とにかく録音環境がひどくて、まともに聞けるファイルがほとんどない」とのこと。一緒に送られてきたファイルは、確かにあまり良い状態のものとは言えませんでした。部屋の残響音がワンワンいってるわ、高域も低域も削られてるわ、マイクの接触が悪いらしく、片チャンネルしか入っていないものもあるわ・・・。

JunkoさんとHiromiさんだけの声なら、それでもこっちでなんとかできたのかもしれません。しかし、EMさんのボーカルファイルは、ほぼ完璧な音質でした。これではあまりにバランスが取れません。さらに言うなら、JunkoさんもHiromiさんも歌は完璧でした。それだけに、音質が悪いのはなんとももったいない。

そこで僕は鬼の選択をしました。「もう一度、どこかで録り直しできませんか?」

彼女たちは、「それでは今度は別の場所で」ということで、千葉の某スタジオを借りてくれました。

数日後、送られてきたメールは、涙でにじんでいました。「前よりもっとひどいです・・・」

そう。埼玉のファイルはこっちでなんとかできる範囲かな、と思ったのですが、千葉のファイルはもうどうにもできないくらいひどい音質でした(別に埼玉や千葉が悪いわけではないが・・・)。すべてが片チャンネルだけ。「ボーカルはモノラルで録る」ってのは普通によくやることなので、それだけなら別に問題ではなかったのですが、肝心の音質が、一体どんなマイクを使えばこんな音になるのか、まるで「部屋の片隅にマイク内蔵のカセットデッキを置いて、遠い距離から歌ったものをそのまま録った」みたいな、どうにもできない音でした。

彼女たちの出費は、これで2度目です。これ以上録り直しをお願いすることはできません。まして、彼女たちには何の責任もありません。2人は「ちゃんと録れている」と信じてベストを尽くしてくれたのですから。

僕は悩みました。僕が普段自宅で使っているPro Tools LEのMBoxにマイクをつなげば、ボーカルは録音できます。しかし、普段歌を録音することがない僕の家には、マイクがないのです。これではどうすることもできません。ヘッドホンをマイク端子につなげば、マイク代わりに使うことができます。しかし、音質はもちろん期待できません。

どうしたらいいんだろう・・・?

そのとき僕は、「あまりに簡単すぎてまったく気づかなかった解決法」に気づいたのです。
「Whooooopee !」制作秘話(1)
さて、「Whooooopee !」制作エピソードです。

この曲は、前にも書いたとおり、オケが出来たのはとても早かったのです。作業が予定通りに進めば、10月中旬にはリリースできるはずでした。

まずは僕がカラオケを作り、3人のユニゾンパートのメロディーと歌詞を書きました。これをHiromiさん、EMさん、Junkoさんの3人に渡し、「それぞれのソロパートは、歌詞もメロディーも自由に作ってください。HiromiさんとEMさんは、前半16小節はラップにしてください」という、ある意味とても他力本願な「投げっぱなし」でスタートしました。

こういうの、好きなんです。「まったく個性が違う人たちが、一つのことを一緒にやる」っていうシチュエーション。だからあえて、3人がそれぞれどんな歌を作ったのか、お互いにはまったく知らせないようにして作業を続けました。何かのガイドやヒントをつけてしまうと、それだけでイメージが縛られて個性が発揮できなくなってしまいそうだったからです(ユニゾンパートだけは、僕が作ったメロディーと歌詞をEMさんにガイドとして歌ってもらい、他の2人がそれにあわせる形で録音してもらいました)。バラバラでいい。ソロパートは自由に踊って欲しい。エンディングのフリー部分も、打ち合わせはまったくナシです。

最初に出来てきたのは、EMさんでした。前にも書きましたが、とにかく彼女は仕事が早い。驚きを通り越して、あきれるくらい。よくまぁ、あの早さであのクオリティーが出せるもんです。一体彼女はどうなってるんでしょうか(笑)。

さらに何がすごいといって、彼女は「ちょっと思いついたから」と言って、オープニングのいわゆる「ガヤ部分」の台本も書いてきてくれました。ボーカル3人+DJ 1人+ゲスト3ペア(6人)=合計10人分のセリフを書き、しかもそれを全部一人で演じて録音したデモまで作ってくれたのです。

ね?あきれるでしょう?(笑)。ほんとにすごい。なんでこんなことできるんだろう?

そのオープニングスクリプトは本当によく出来ていたので、迷わず採用しました。

ここまでは順調そのものだったのですが、本当の事件がここから始まるのでした。
新曲!『Whooooopee ! -featuring Hiromi, EM, Junko-』
昨日、新曲を発表しました。おそらく、これが今年最後の新曲のリリースになると思います。そして結果的に、僕が今年発表した曲(8曲)は、すべてボーカル曲ということになりました。

これは、僕がずっと作りたかった種類の「パーティーソング」です。ここ数年、こういうパーティーソングを作りたいとずっと思っていたのですが、どうもしっくりくる曲ができなくて、ボツの山ばかり増えていました。

しかし、「Plastic Lovers」のEMさんとのコラボレーションや、「気づかずに」のJunkoさんとのコラボレーションの中で、「この人たちの声をもっと活き活きと生かすには・・・?」ということを考えたとき、今までどうしても見えなかった方向性が、突然はっきりと見えました。実際、「気づかずに」のとき、Junkoさんの声はスローでもカッコイイんだけど、もっとソウルフルな曲のほうがもっとカッコイイだろうな、とは感じていたのです。

EMさんも、「Sweet’n Spicy Shot」「Plastic Lovers」は、例えて言うなら「本当はTシャツにジーパンでステージ上をピョンピョン跳ねてるのが一番カッコイイ子」にドレスを着せてハイヒールを履かせたようなもので、それはそれでとても似合っていたのですが、「もっと自由に踊らせてあげたい」とは感じていました。

「二人の味を最高に引き出すには・・・?」と考えたとき、この曲のドラムのイントロがふと思い浮かびました。それから先はもう一気でした。幸せな瞬間でしたね。もう、あっという間。「どうして今まで出来なかったんだろう?」と不思議になるくらい。多分、アプローチの仕方を間違えていたんでしょうね。

で、勢いついでに「よし、3人で行こう!」なんて思ってしまいまして、Junkoさんに頼んでもう一人探してもらったのがHiromiさんです。Junkoさんと同じアカペラのグループにいた、学校の先輩と後輩の関係らしく、当初はラップパートがあったJunkoさんが「ラップはやったことがない」というので、「そしたらラップができる人を探してください。探せたらラップのないパートをあげます」という脅迫まがいのメールを出したら、すぐに探してくれました(笑)。Hiromiさんの歌は、この時点まで一度も聴いたことがありませんでしたが、Junkoさんが探した人に間違いはないと信じていたので、すぐにOKを出しました。

かわいそうなのはHiromiさんで(笑)、彼女もラップはやったことがないのです。でも、そうは思えないくらい上手いんですよ。普段からラップはバリバリのEMさんも「初めて!?これ、出来てるよ!」と驚いてました。そして歌ももちろん最高。信じた僕は間違いではありませんでした。後で聞いたら、要するに「やるわよね?やるでしょ!?」という、半強制的な「先輩の言いつけ」だったみたいです(笑)。

オープニングとエンディングに参加してくれた「パーティー・ゲスト」は、「カガクノコ」永瀬たくみさんと、そのお知り合いの雪割草さん綾瀬きらさんのサークル「kubo mode」です。パーティーに来てくれてありがとう。最高のゲストでした(^^)

実はこの曲、今回の発表に到るまでに、実に様々なエピソードがあるのです。今回の記事にはとても書ききれないので、次回から何回かに分けて、そのエピソードをお話しします。まずは曲を聴いてください。そして「なんとしてもクリスマスパーティーに間に合わせよう!」という僕たちの心意気を感じてください(笑)

『Whooooopee ! -featuring Hiromi, EM, Junko-』
Music : Takayuki Nishioka, Hiromi, EM, Junko
Lyrics : Takayuki Nishioka, Hiromi, EM, Junko
Arrange : Takayuki Nishioka
Thanks for joining this party to : “kubo mode”


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大ショック!
えぇ~~~っ!?そんなぁ~~~!?

それはダメでしょ、学研さん~~!

僕は『科学』と『学習』、そして『ひみつシリーズ』で育ったのですよ。『ひみつシリーズ』なんて、今でもほぼすべて覚えてるくらい。あれからどれだけ知識をもらったかわかりません。

そして、『科学』!

付録が楽しみで楽しみで。

ひょっとしたら、最近のライバル社が出しているような、「スイッチを入れれば音楽と声が流れて、楽しみながら九九が覚えられる」みたいなものに押されちゃったのかもしれないけど、それは科学じゃないっ!

科学っていうのは、「探求し、作り出し、結果を出す喜び」でしょう?そういう意味で、学研の『科学』は間違いなく科学でした。自分で実験セットを作り、自分で探求し、結果を出す。導線の皮膜をむき、電池ボックスにつないで、スイッチを入れたときに光り輝いた豆電球こそが『科学』の喜びだったはず。ああいうものは他にないのですよ!だって僕なんて、今でも本屋で『科学』を見ると「うわぁ、これ楽しそう!」とかってときめくし、『大人の科学』だって夢中で買ったりしたんだから(全部、音関係の実験キットだったけどね)。

『科学』はやめちゃいけない!ってか、お願いだからやめないで!『科学の喜び』をあんなにちゃんと教えてくれる本は他にないんだから。

このニュースは、ひょっとしたら今年一番ブルーになったニュースかもしれない・・・すごくショックです。
オレのものじゃないし
会社で使っているシステムのディスプレイには、小さなトラックボールがついています。マウスを別につなげなくていいタイプで、ラックに入った沢山のCPUにKVMをつないで使うための、ラックマウント専用モニターです。

で、このトラックボールの動きが、今週に入って急におかしくなりまして。

おととい、突然左に移動できなくなりました。上下と右には行くのに、左にだけ行かない。「これは掃除かな・・・」と思っていながら、面倒なので放っておいたら、昨日、ついにまったく動かなくなりました。

うん、これは掃除しなきゃと思いつつ、面倒なので放っておいています。

だって、これ以上悪くならないでしょ(それでいいのか?)

自分のものだったら大騒ぎで即分解・掃除なんだが、人のものとなるとここまで無神経になれるもんだなと、改めて自分に感心しています(だからそれでいいのか?)
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